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スポンジャー工場(近代化スポンジャー枚方)
大阪紳士服近代化協同組合スポンジャー工場
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ウールが美しい織物に仕上がるには、原糸が糸に紡がれ、その糸が織物に織り上げられ、最後に整理工程と、多くの複雑な過程を通ってきます。
通常、染工場で仕上げられた生地には、整理工程でのテンションがかかったまま乾燥することによる「伸び」と、フルディケーディングによるセットで起こる「セット」の二つの歪みを残しています。
そこで生地に蒸気や温湯で適切な水分を与え、この「歪み」を矯正して安定させ、洋服として仕立てるときや着用する上でも型くずれやバブリングを起こさないようにする加工を「スポンジング(縮絨)加工」と言います。
「スポンジング」や「縮絨」と言うとちょっと珍しいですが、昔の「湯のし」のことです。
スポンジャー工場での作業の流れ
@入荷した反物をロット単位に仕訳します。

@検反進行順ロット別仕訳
Aロット別単位から1点サンプルを採取して試験室へ。
B試験室で「HESC-FT103A法」によるプレス収縮試験と、KES(引張、剪断、曲げ)についての「力学物性試験」を行います。
C試験室での試験結果とこれまでに扱った生地の膨大な蓄積データで、生地特性と縫製の関係を関連付けたデータから検索/演算処理を行い、仕訳された生地に対して適切な機種と加工の指示が与えられます。
Dサンプルが試験室で検査されている間に仕訳された反物は検反機で検反作業が行われ、次のスポンジング(縮絨)加工に備えます。

D検反機による検反作業
E生地の種類や加工の条件によってスポンジングの機種が異なります。
1号機:綿・麻・新合繊用、また、合繊リッチの混紡・交繊用。 2号機:ウール織物・ウールリッチの合繊用、またはオーソドックスな物性データ範囲の織物用。 3号機:仕上加工剤等が付着している後加工の強い或いは吸湿しにくい多機能化の生地用。 4号機:超高級織物・特殊織物用、また、地の目矯正に優れ緩和処理が完璧なm/c。 
ウォータースポンジング機
スチームスポンジング機
Gエイジング後、出荷に備えて荷姿を完全にするため地の目を真っ直ぐにし織耳を完全にずらして巻き取ります。
H巻き終えた生地や畳み終えた生地を梱包して出荷します。